入れ子を見極める<緋色の研究 編>シャーロック ホームズ・4

例文

On landing at Bombay, I learned that my corps had advanced through the passes, and was already deep in the enemy’s country.

 引き続きシャーロック・ホームズの『緋色の研究』です。

単語の意味

advance(ədˈvɑːns)=前進する(自動)
enemy(ˈɛnɪmi)=敵(名)

構造

構造』は、

On landing at Bombay, I learned that my corps had advanced through the passes, and was already deep in the enemy’s country.

となります。

文法事項

文型

 結論から言うと、SVOの第3文型です。

On landing at Bombay, I(=S) learned(=V) that my corps had advanced through the passes, and was already deep in the enemy’s country(=O).

 単純化すると、

I(=S) learned(=V) that ~(=O)

となります。

入れ子

 ややこしいのは、[that]以降にも文が入れ子として入っていることです。

On landing at Bombay, I learned that my corps had advanced through the passes, and was already deep in the enemy’s country.

 下線部自体が独立して文になることもできるのですが、この文では、下線部が[that]節の構成要素となっており、全体として、[learned]の目的語となっています。
 目的語になることができるのは、基本的に名詞ですから、[that]は、その後にくる節(主語と動詞を含む文)を名詞として機能させる働きを持っていることになります。
 一文の中に、複数のSVがある場合、どのSVが『構造』としてのSVなのか?を常に意識する必要があります。

和訳

直訳調

ボンベイに上陸した際、私は知った、(それは何かというと)わが軍隊がその経路を通って前進しており、その結果、既に深いところにいた、敵国の。

自然な日本語

ボンベイに上陸した際、わが軍隊は山道を通って進軍しており、既に敵地深くにいたことを私は知った。

今回のポイント

1 [that]が持つ、文を名詞として機能させる働きに注意!
2 一文中に、複数のSVがある場合、どのSVが『構造』としてのSVなのかを意識する!

---緋色の研究編–4–終---

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お手数をお掛けしまして申し訳ありません。ありがとうございました。

2 件のコメント

  1. アリストテレス 返信

    Onなので–するや否やの意味があると思いました。
    それと時制の一致のthat節の中身は現在の意識なので、
    すでに敵中深くに「いる」のを知った(「」はそこが
    ちがうという意味でつけただけです)と訳します。

    • maezato 投稿者返信

      主節[I learned ~]が過去時制ですので従属節の訳も原文に従って過去形にしております。
      原文の主節の過去時制から判断すると、視点はあくまでも過去ですので、上記のように訳出しております。
      アリストテレス様の訳でも良いと思います。

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