何と何が等位で接続されているのかの判断基準<緋色の研究 編>シャーロック ホームズ・5

例文

I followed, however, with many other officers who were in the same situation as myself, and succeeded in reaching Candahar in safety, where I found my regiment, and at once entered upon my new duties.

 引き続きシャーロック・ホームズの『緋色の研究』です。

単語の意味

・succeed(səkˈsiːd)=成功する(自動)
・regiment(ˈrɛʤɪmənt)=連隊(名)

構造

 『構造』は次のようになっています。

I followed, however, with many other officers who were in the same situation as myself, and (I) succeeded in reaching Candahar in safety, where I found my regiment, and at once (I) entered upon my new duties.

 [and]を適切に理解していないとこの文の『構造』(SV)を正確に把握することはできません。

文法事項

等位接続詞[and]

 並列関係を説明する[and]は、等位接続詞とも呼ばれます。
 等位接続詞においては、何と何が等位で接続されているのかを見極めることが極めて重要となってきます。

I followed, ~ and
(I) succeeded ~, and at once
(I) entered ~.

となります。
 等位接続詞が何と何を等位で接続しているかは内容でも判断することはできますが、見た目でも判断することができます。
 最初の[and]の直後は[succeeded]、と動詞の過去形で、2番目の[and]の後も[entered]と動詞の過去形です。そうであれば、最初の[and]以前に、過去形の動詞がないかを探します。
 ここで、候補は2つあります。[followed]という一般動詞と[were]というbe動詞です。
 等位接続詞[and]で等位に接続されるのは一般動詞同士やbe動詞同士である可能性が高くなります。
 そうしますと、[succeeded]も[entered]も共に一般動詞ですから、これらと等位で接続されるのは、同じく一般動詞である[followed]だということになります。

関係副詞の[where]

I followed, however, with many other officers who were in the same situation as myself, and succeeded in reaching Candahar in safety, where I found my regiment, and at once entered upon my new duties.

 関係副詞[where]と先行詞[Candahr]の間に[in safety]が入っているため、関係副詞と先行詞のつながりを見つけにくかったかもしれません。関係詞(関係副詞・関係代名詞)は先行詞の直後に置かれるのが基本ですが、このように先行詞と関係詞の間に別の(語)句が入ることもあるため要注意です。

和訳

直訳調

私は、追いかけた、しかし、多くの他の将校と共に、同じ状況にあった、私自身と、そして、(私は)成功した、カンダハールに到着することに、安全に、そこで私はわが連隊を見つけたのだが、ただちに、(私は)着手した、新しい任務に。

自然な日本語

私は、しかし、私と同じ状況にあった他の多くの将校と共に追いかけ、カンダハールへ無事に到着することに成功し、そこでわが連隊を見つけ、直ちに自分の新しい任務に就いた。

今回のポイント

今回のポイントは2点です。

1 等位接続詞[and]が何と何を等位で接続しているかの形式的判断基準について。
2 関係詞と先行詞の間に別の語句が入ることがある。

---緋色の研究編-5-終---

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お手数をお掛けしまして申し訳ありません。ありがとうございました。

4 件のコメント

    • maezato 投稿者返信

      南方様
      コメントありがとうございます!
      これからも頑張ります。

  1. アリストテレス 返信

    自動詞のfollowが肝だとおもうんですが、調べても出てこなかったのですが、
    follow up with A
    引き続いてAを行う.
    というのが自動詞の中の例文としてありました。
    追いかけるはpursueだし、従うは目的語をとるだろうし…

    でこのfollow up with Aのupが抜けてると考えたほうがいいのかも
    と思いました。するとfollow with many other officersなので、
    引き続き多くの他の将校を行うという訳になるんですが、
    日本語になっていないので、多くの他の将校を行うというのは
    そのまま任務を継続するということだろうとおもって、
    多くの他の将校とともに任務を継続し
    と僕なら訳すかなと思いました。
    最後の、就いたではなく着手したと僕なら訳します。

    • maezato 投稿者返信

      アリストテレス様
      コメントありがとうございます。
      [I followed, however, with many other officers…]は、あえて[follow with]や[follow up with]の句動詞として理解する必要はないと思います。
      句動詞は一体的な句ですから、その間に話を切る[however]のような語(副詞)は入ってこないはずなのです。
      ですので、ここでは、[I followed,]でいったん話は切れて、[however]が挿入され、[with many other officers…]がさらに挿入されたのだと思います。

      「着手した」でも全く問題ないと思います。
      上の直訳調では私も「着手した」としています。

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