関係代名詞のwhom<東京外大過去問編>1

例文

A friend is essentially someone with whom you share a personal bond (that isn’t familial or romantic).

東京外語大学2018年度第1問です。

単語

essentially=本質的に、基本的に

文法事項

今や死語?の[whom]

A friend is essentially someone with whom you share a personal bond (that isn’t familial or romantic).

最近は、書き言葉でも[whom]を見なくなってきました。
今でも、[who]の目的格[whom]は文法的に正しいものとして生きていますが、使用者は少なくなってきています。堅苦しい表現という位置づけになってしまっているようです。
関係代名詞の目的格は省略されることが多い文法事項ですから[whom]はますます忘れ去られています。
ですが、さすが東京外国語大学です。省略することもなく、しかも文法的に正しい[whom]を使用した英文を出題しています。
[whom]と記載があると先行詞は目的格なんだ、ということがわかるため、文を理解するのが容易になります。
個人的には好きな文法です。

元の文は?

A friend is essentially someone with whom you share a personal bond (that isn’t familial or romantic).

この文は、元々はどういう文だったのでしょうか?

1 A friend is essentially someone.
2 You share a personal bond with someone.

という2つの文を一つにしたのが今回取り上げた文です。
前置詞[with]の後に来るのは名詞で、その名詞は文法的には前置詞の目的格として扱われます。
たとえば、

I agree with him.


この[him]は、[he]の目的格です。


*I agree with he.

の[he]は間違いです(*は文法的に間違いという意味の記号です)。
ここから分かるように、前置詞の後の名詞は代名詞の場合、目的格になります。
ですので、
someoneを先行詞とする場合、

You share a personal bond with whom.

となります。

1 A friend is essentially someone.
2 You share a personal bond with whom.

この[with whom]を1に続けるために、[with whom]を1の直後に移動します。

A friend is essenntially someone with whom you share a personal bond.

となります。
このような変形過程を理解すれば関係代名詞は怖くありません。

まとめ

関係代名詞理解のポイント

1 何はともあれ、先行詞を探すこと(通常は関係代名詞の直前にあります)。
2 その先行詞が目的格なのか、主格なのか、所有格なのか?元の文でどこにその先行詞が置かれていたのかに関わってきます。

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---続---

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