[ what you call ]にみる文法知識とイディオム<The Last Leaf 編>11

例文

Mr. Pneumonia was not what you would call a chivalric old gentleman.

 引き続き『THE LAST LEAF』です。

単語の意味

・Pneumonia=肺炎(名)
・chivalric=騎士的な(形)

構造

Mr. Pneumonia was not what you would call a chivalric old gentleman.

 『構造』は単純です。

Mr. Pneumonia(=S) was not(=V) ~

です。

what you would call ~

 この文では、

~ what you would call a chivalric old gentleman.

 の部分が難しいかもしれません。
 [ what ]は、先行詞をかねる関係代名詞の[ what ]です。
 問題は、[ call ]です。
 [ call a chivalric old gentleman ]はどういう意味なのでしょうか?
 そのままだと、”騎士的な老紳士に電話する”という意味になりそうです。
 文型で言うと、SVOの第3文型と見るのが素直です。
 しかし、これでは全く意味不明です。
 そうすると、ここでの[ call ]は、SVOCの第5文型を取る他動詞と理解すべきです。
 そうであれば、[ ~ what you would call a chivalric old gentleman. ]は、[ call ]の後に、目的語(O)と補語(C)が来るはずです。
 つまり、[ call O+C ]となるはずで、
 文脈からして、[ ~ call (him=Mr. Pneumonia) a chivalric old gentleman. ]となるべきでしょう。
 そうすると、

[ what you would call (him) a chivalric old gentleman.]は、
”あなたが(彼=〈肺炎氏〉を)騎士的な老紳士と呼ぶであろうもの”

という意味になります。

 ところが、この文では、[ call ]の後に来るべき[ him(Mr. Pneumonia) ]が省略されています。
 おかしいな?と気づいたらしめたものです。
 イディオムかもしれない、ということで辞典を調べる必要があります。
 辞典を引くと、

what is called=what we [you,they] call
=いわゆる、言うところの(田中茂範・武田修一・川出才紀 編『Eゲイト英和辞典(携帯版)』(Benesse、2006年)227頁)

 とあります。
 イディオムでした。
 最終的にはこのイディオムを覚える必要があるわけですが、文法知識からイディオムの可能性を推測することができると英語の読解が楽しくなると思います。

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