[ strike + from ]で叩いた結果までカバーする<The Last Leaf 編>37

例文

The cold breath of autumn had stricken its leaves from the vine until its skeleton branches clung, almost bare, to the crumbling bricks.

 引き続き『THE LAST LEAF』です。

単語の意味

skeleton(ˈskɛlətən)=骨だけの、骸骨の(形)
cling(klɪŋ)=すがりつく、からみつく(形)
brick(brɪk)=レンガの(名)
crumbling(ˈkrʌmbəlɪŋ)=細片(名)、ボロボロに崩れている(形の役割)

構造

The cold breath of autumn had stricken its leaves from the vine until its skeleton branches clung, almost bare, to the crumbling bricks.

 『構造』の発見は容易だったと思います。
 もっとも、この文では、従属節[ until its skeleton branches clung, almost bare, to the crumbling bricks.]もありますので、従属節内の『小構造』も検討しておきます。

until its skeleton branches clung, almost bare, to the crumbling bricks.

となります。
 そして、この文は、[ until ]の前後で主節・従属節に分かれています。

The cold breath of autumn had stricken its leaves from the vine until its skeleton branches clung, almost bare, to the crumbling bricks.

従属節内の仕組み

its skeleton branches clung to the crumbling bricks.

が従属節内の基本的な仕組みです。
挿入されている、

, almost bare,

に惑わされて、従属節内の仕組みを見失わないようにすることが重要です。

[ stricken ~ from – ]

 [ strike ]の本来の意味は、”打つ”や”叩く”で、対象への作用に焦点をおく単語です。対象に作用が及んだ結果がどうなるかについては考慮外です。
 たとえば、

He struck me.

だと、”彼が私をぶった。”という意味になり、ぶたれた結果、怪我をしたのか、倒れたのかまでは、分かりません。
 しかし、起点の[ from – ]があることで、

[ stricken ~ from – ]は、”打った結果、―から~がどうなった”
となります。

 新英和大辞典には、次の例文が載っています。

The magician struck water from the rock.
魔法使いが岩をたたくと水が流れ出た。(新英和大辞典(研究社))

 叩いた結果どうなったかまでカバーすることになりますので、注意が必要です。

和訳

 直訳調では、

冷たい秋風が、力強く叩いていた、つたの葉を、つるから、まで、つたの骨だけの枝が からみついた、ほとんど裸で、崩れかかっているレンガへ。

 
 原文に忠実でありつつ、自然な日本語に近づけると、

崩れかかっているレンガにほとんど葉っぱのない枝がへばりついた状態になるまで冷たい秋風がつたから葉っぱを叩き落していた。

になるかと思います。

---<The Last Leaf 編>37・終---

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