先行詞は1つだけだとは限りません<The Last Leaf編>61

例文

But, lo! after the beating rain and fierce gusts of wind that had endured through the livelong night, there yet stood out against the brick wall one ivy leaf. It was the last on the vine.

 引き続き『THE LAST LEAF』です。

単語の意味

lo(lóu)=見よ。(間投詞)
fierce(fɪəs)=烈しい
gust of wind(gʌst ɒv wɪnd)=突風、一陣の風
endure(ɪnˈdjʊə)=長く続く
livelong(ˈlɪvlɒŋ)=長い
stand out(stænd aʊt)=目立つ、際立つ

 [ lo ]は、OEDでは、

In early use, an interjection of vague meaning, corresponding approximately to the modern O! or Oh!

 つまり、

曖昧な意味を不意に発生すること、現代では、[ O! ]や[ Oh! ]におおよそ対応する。

と説明されています。古語です。

構造

 『構造』は、

(1) But, lo! after the beating rain and fierce gusts of wind that had endured through the livelong night, there yet stood out against the brick wall one ivy leaf.

(2)It was the last on the vine.

となります。
 第1文(1)の主節を間違わないことが『構造』の発見には重要です。

[ and ]と関係代名詞

But, lo! after the beating rain and fierce gusts of wind that had endured through the livelong night, ~

を検討してみます。
[ that had endured through the livelong night, ][ that ]は、[ gusts of wind ]を先行詞とする関係代名詞です。

gusts of wind that had endured through the livelong night,
(一晩中続いていた突風)

the-last-leaf-61-1

となります。
 ところが、この文には、[ gusts of wind ]の前に[ and ]があります。

beating rain and ~ gusts of wind

となっています。
打ち付ける雨(beating rain)と突風(gusts of wind)が並列関係になっていますので、関係代名詞もこの2つにかかっていくことになります。

the-last-leaf-61

 [ and ]と関係代名詞[ that ]の連係プレーをしっかりと押さえることがこの文の読解に不可欠になります。

和訳

 直訳調だと、

見よ!後、打ち付ける雨と強烈な突風、一晩中続いたところの、まだ、目立っていた、レンガの壁に、一枚のツタの葉が。
それは、最後だった、つるの上の。

 もう少し自然な日本語だと、

見よ!一晩中続いた打ち付ける雨と強烈な突風の後も、まだ、レンガの壁に一枚のつたの葉がくっきりと残っていたのだ。
それはツルについていた最後の葉だった。

今回のポイント

1 先行詞を見極める!
  ⇒“and”と関係代名詞“that”の連係プレーを見破ること。
   →先行詞は1つだけだとは限りません!

---The Last Leaf編61・終---

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