死語扱いの関係代名詞[ whom ]<The Last Leaf 編>9

例文

That was in May. In November a cold, unseen stranger, whom the doctors called Pneumonia, stalked about the colony, touching one here and there with his icy fingers.

 引き続き「THE LAST LEAF」です。
 今回は、2文をまとめて検討します。

単語の意味

Pneumonia=肺炎(名)
stalk=こっそり歩く(自動)

構造』(第1文

 第1文の『構造』は、

That(=S) was(=V) in May.

 [ That ]とは、SueとJohnsyが共同のスタジオを設けたことを言っています。
 ”共同のスタジオを設けたのが5月だった”
 ということです。

構造』(第2文

 第2文の『構造』は、

In November a cold, unseen stranger(=S), whom the doctors called Pneumonia, stalked(=V) about the colocy, touching one here and there with his icy fingers.

 つまり、

[ ~ unseen stranger ~ stalked ~]

です。
 ”見慣れないよそ者がこっそり歩いていた”ということです。
 一文は少し長いですが、『構造』は至って単純です。

関係代名詞[ whom ]

 第2文で注意すべきなのは、関係代名詞の[ whom ]です。
 この[ whom ]が指すのは[ unseen stranger ]です。
 しかも、この[ whom ]は目的格です。
 どこに、[ unseen stranger ]は入るのでしょうか?
 [ called ]の直後です。

[ call A B ]
=AをBと呼ぶ

 という構文の理解がここでは鍵となります。
 [ A ]の部分に入るのが、[ unseen stranger ]です。つまり、[ unseen stranger ]は、[ called ]の目的語なのです。

the doctors called unseen stranger(=A) Pneumonia(=B)

 の[ unseen stranger ]が前に出て、[ whom ]という関係代名詞でつながっているのです。
 なお、

[ whom ]の形は、「前置詞+whom」以外では、通例用いられず、代わりにwhoが用いられる。(安井稔『英文法総攬-改訂版-』(開拓社、1996年)250頁) 

とされています。
 文法も時代の流れで変わってきているようです。
 個人的には、[ whom ]があると目的格であることが直ぐに分かるので好きですが・・・。

和訳

 第1文は上で書いたので、省略します。
 第2文は次のようになります。

11月、寒さの中で、見慣れないよそ者が、医者達はその見慣れないよそ者を肺炎と呼ぶのだが、こっそり歩いていた、コロニーあたりを、人を触りながら、あちらこちらにいる、彼の冷たい指指で。

 自然な日本語にすると、

11月の寒さの中で、見慣れないよそ者が、医者達はその者を肺炎と呼ぶのだが、あちらこちらにいる人を彼の冷たい指指で触りながら、コロニーあたりをこっそりと歩いていた。

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