”分詞”を見抜くこと!【東大英語を題材に英文の構造を把握する】(16)

例文

That principle might also be used in the design of networked systems: a computer experiencing a virus attack could shut down instantly, before its problems spread.

 引き続き、2013年東大英語の検討です。

単語の意味

experience=経験する、体験する(他動)
instantly=すぐに、即座に(副)
spread=広がる(自動)

全体の仕組み

 [ : ]で分かれています。
 [ : ](=colon)はコロンと読みます。
 機能は、前の文を詳しく説明する点にあります。日本語でいうと、”つまり”ということです。

構造

That principle(=S) + might ~ be used(=V)

 というのが、[ : ]の前の文の『構造』です。
 ”その原理は、~に使われるかもしれない”ということです。

a computer experiencing a virus attack(=S) + could shut down(=V)

 というのが、[ : ]の後の文の『構造』です。
 [a computer]が主語で、[a computer experiencing a virus attack]が主部です。
 ”あるコンピューター、ウィルス攻撃を(今まさに)経験している”ということですから、”ウィルス攻撃を(今まさに)経験しているあるコンピューター”という意味になります。

[a computer experiencing a virus attack],[networked systems]

 この2つは、”分詞”と呼ばれるものです。
 [experiencing]は”現在分詞”です。[a computer]を後ろから説明しています。動詞の性質を持ちながら、形容詞の働きをしているのが、この[experiencing]です。
 [ : ]の前の文にも”分詞”があります。[networked systems]の[networked]という単語です。
 ネットワーク化された構造ベース思考、つまり、網の目状に張り巡らされた通信の体系ということです。
 この分詞は、”過去分詞”です。

 これら、”分詞”は英文で良く出てくるので早めに慣れておく必要があります。
 なお、”動きがないのが過去分詞”で、”動きがあるのが現在分詞”です。
 [a computer experiencing a virus attack]は、あるコンピューターが、”今まさに”ウィルス攻撃を受けている、という現時点でのウィルス攻撃が表現されているのに対して、[networked systems]では、既にネットワーク化された構造ベース思考、ということで、過去の時点で、ネットワーク化が行われ現時点ではそのネットワーク化は終わっているという意味になります。

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