目次
例文
So the World Wide Web may someday grow more secure thanks to lessons learned from the spidery construction that inspired its name.
2013年東大英語の要旨要約は、この文が最後です。
単語の意味
・grow=育つ、成長する(自動)
・thanks to ~=~のおかけで
・lesson=教え、知識(名)
・spidery=クモのような(形)
・inspire=着想を与える(他動)
『構造』
the World Wide Web(=S) + may ~ grow(=V)
がこの英文の『構造』です。
”ワールド・ワイド・ウェブは、より安全なものに成長するかもしれない。”ということです。
なお、[grow]の後に、目的語がありませんので、この[grow]は自動詞です。
thanks to lessons learned from the spidery construction
[thanks to lessons]で、”教えのおかけで”という意味です。
[learned from the spidery construction]の[leaned]は”過去分詞”です。
”蜘蛛の巣の構造から学んだ”教えのおかけで、ということです。動詞の性質を維持しながら、[lessons]を形容する形容詞の働きをしています。
決して、この[leaned]がこの英文の『構造』の要素である動詞ではありませんので気をつけてください。
the spidery construction that inspired its name.
[that]は関係代名詞です。
蜘蛛の巣の構造、それ(蜘蛛の巣の構造)は、それ(World Wide Web)の名前に着想を与えた、ということです。
”ワールド・ワイド・ウェブという名前に着想を与えた蜘蛛の巣の構造”という意味になります。
まとめ
2013年東大英語の要旨要約の問題文はすべての分析を終わりました。
難解な単語はほとんどなかったといえます。
しかし、英文の『構造』を読み解けなければ正確な日本語には訳せない英文が多かったと思います。
ですので、東大英語を勉強する際には、単語を覚えることだけに注力するのではなく、英文の『構造』を見極めるのに必要な英文法を繰り返し勉強する必要があります。
今後も、このサイトではそのお手伝いをさせていただきます。
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