動詞の直後に主語、動詞が・・・【東大英語を題材に英文の構造を把握する】(2)

例文

But it turns out it’s not just the material’s exceptional strength that makes spiderwebs so durable.

 引き続き2013年度の東大英語です。

単語の意味

知っておかなければならない単語は、
・turn out「(~ということが)判明している」
・exceptional「並外れた」
・durable「丈夫な」
の3つです。
これらも基本的な単語です。

it

 この”it”は、前の文を受けています。
 前の文では、「蜘蛛の糸は、知られている中で、もっとも丈夫な素材の1つだ」、という話でした。
 つまり、「蜘蛛の糸の丈夫さ」の話でした。
 ですので、この”it”は、「蜘蛛の糸の丈夫さ」を指しています。

it turns out

 it=「蜘蛛の糸の丈夫さ」
 turns out=「(~ということが)判明している」
 つまり、「蜘蛛の糸の丈夫さは、判明している。」という意味になります。
 蜘蛛の糸の丈夫さの何が判明しているのでしょうか?

it’s not just the material’s strength

 ”it is not just the material’s strength”
 ここの”it”も「蜘蛛の糸の丈夫さ」です。
 it “is not just the material’s strength”
 蜘蛛の糸の丈夫さは、素材の強靭さ(strength)だけではない、という意味です。

構造

 ”But it turns out it’s not just the material’s exceptional strength”
 で、この文の『構造』が分かります。
 この文は、it(=S) turns out(=V) という『構造』です。
 何が分かったのかについては、”turns out” 以下に書かれているわけです。
 ”turn out” 自体が、「~ということが判明している」という意味ですから、”turn out” 以下に判明したことが書かれてあります。
 その判明したことは、蜘蛛の糸の丈夫さが、”素材の強靭さだけではない”ということです。
 ただ、この文では、it turns out と it’s not just the material’s strength との間に “that”が省略されています。
 といいますのも、turns out という(句)動詞のすぐ後に、it(s)とis(v)を持つ文(これを「節」といいます)が来ているからです。
 つまり、この文は、
 it turns out (that) it’s not just the material’s strength
 という文なのです。
 記号化すると、

S + V + that節~

です。
 ここまでの意味は、

蜘蛛の糸の丈夫さは、素材の強靭さだけではない、ということが判明している。

という意味です。
 では、”that makes spiderwebs so durable” は何でしょうか?

“that makes spiderwebs so durable

 ”that”から始まるこの文は何でしょうか?
 直訳すると、”それは、蜘蛛の巣をとても丈夫にしている”という意味です。
 この”that”が示すものは、その直前の”the material’s strength”です。この”that”は、いわゆる関係代名詞です。
 素材の強靭さ(=strength)、それは、蜘蛛の巣をとても丈夫にしている、ということです。

全体の訳

 頭から直読してみます。
・蜘蛛の糸の丈夫さは
・判明している
・素材の強靭さだけではない
・素材の強靭さは蜘蛛の巣をとても丈夫にしている。
 つまり、

蜘蛛の糸の丈夫さは、蜘蛛の巣をとても丈夫にしている素材の強靭さだけではない、ということが判明している。

という意味の文になります。

構造』の図解

S + V + that節(+関係代名詞)

となります。

S=it
V=turns out
that節=it’s not just the material’s strength that makes spiderwebs so durable
関係代名詞=that

です。

結局

 結局、この文は、S + V にthat節とthat節の中に関係代名詞がくっついてきただけの文にすぎません。
 この『構造』を読み取ることができればこの文の意味が分かります。

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