[to]のイメージ【東大英語を題材に英文の構造を把握する】(5)

例文

Its tendency to soften under stress was previously considered a weakness.

引き続きまして、2013年東大英語です。

単語の意味

tendency=性質、特質、傾向(名詞)
previously=前に、以前(に)は(副詞)
です。
 特に難しい単語はありません。

Its tendency

 ”その性質(特質)”という意味です。
 どういう性質なんでしょうか?
 それは、次の[to]以下にあります。

to soften under stress

 [to soften]は[to] + soften、いわゆる[to + 不定詞]というなじみの文法事項です。
 しかし、特に[to+不定詞]という文法を覚えなければいけないというわけではありません。
 [to]の基本イメージは、”目的(地)に向かって移動する(その結果接触する)”です。
 ある地点から目的(地)へ向かって移動し、その結果、目的(地)に接触する、ということから、ある地点と目的とがつながるというイメージが出てきます。
 そこから、[to]は、目的との”つながり”のイメージを持ちます。
 ですから、
 Its tendency [to] soften under stress
 は、[to]が、[Its tendency]と[soften under stress]をつなげているのです。
 ”その性質”は”ストレス下で柔らかくなる”こととつながるわけです。
 つまりは、
 

ストレス下で柔らかくなるその性質

という意味になります。
 ここまでが、この英文の主部です。
 ちなみに主語は、[Its tendency]です。

was previously considered a weakness.

 ここで、動詞は[was ~ considered]です。受身形になっています。
 ”考えられていた”というわけです。
 この部分は、”以前は弱点と考えられていた”という意味になります。

構造

 この英文の『構造』は次のようになります。

Its tendency to soften under stress(=S) was considered(=V)

 [previously]は[was considered]を修飾している副詞です。『構造』を示す上で省略しました。

和訳

 全体の訳は、

ストレス下で柔らかくなるその性質は、以前は弱点と考えられていた。

という意味になります。

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